イエローストーン国立公園
イエローストーン国立公園の面積はよく日本の旅行案内などに四国の半分という表現を使いますが、こちらではイエローストーン生態系地域というのがあり、その総面積は本州、四国、九州をたした半分の大きさもあるのです。ここの国立公園には5つの入り口があり、公園内は8の字のようにUpper LoopとLower Loopに分かれています。両方のLoopの全長は約266kmありますが、一日で二つのLoopを見るのは不可能です。路中にたくさん見所があり、野生動物もふと道路際で休んでいることがあるのでスムーズに車を走らせる事は無理なのです。年間約300万人の観光客の内、8割以上の250万人が夏の7月と8月にこの公園を訪れるのですが、この時期は気温が高いこともあり動物達は標高の高い涼しい所へ移動するため多種の動物を見ることは難しいようです。しかしイエローストーン国立公園は野生動物だけでなく間欠泉や、温泉、石灰で出来た白いテラス、眺めのすばらしい滝や草原や平原なども数多くあるため観光客を飽きさせることはありません。また公園内には5つのVisitor Centerがあり、展示品、ビデオ、書物、などを見ることができInformation CounterでPark Rangerから色々な情報を得ることができます。Camp Siteでは毎晩キャンプ・ファイヤーを囲んでRangerによるスライドショーが行われます。また間欠泉などの名所などでは一日に2回Ranger WalkといってPark Rangerがその場所について詳しく説明してくれるプログラムもあるため、ツアーに参加しなくとも十分楽しめるサービスが充実しています。